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『King & Queen』(キング・アンド・クイーン)は、日本のミュージシャンである布袋寅泰の5枚目のアルバムである。 == 解説 == ソロデビュー時から銘打っていた『GUITARHYTHMシリーズ』を一旦終了させ、2枚のベスト盤をリリースした後の作品。「King & Queen」というフレーズ自体は、既に1995年初頭から布袋の頭の中にあったという。〔「PATi PATi」 1996年4月号インタビューより 〕 『GUITARHYTHM』シリーズとは違い、明確なコンセプトがないアルバムとなっており、様々なタイプの楽曲が収録されている。このような作品となった背景には「今までプロとして何十枚という作品を作ってきたから、もうレコードを作る前にほとんど完成形が見えてしまっていた。それがつまらなくて今回はそんなものを壊したかった」という草案があった〔。また『GUITARHYTHM』時代には敢えて抑えていたというメロディアスな要素を前面に押し出し〔DOBERMANツアーパンフレット 『THE BIBLE 別有天地非世俗』より〕、全体的にポップな世界観となっている。 また本作について布袋は「『GUITARHYTHM』という作品群は、俺が自分と向かい合って自分自身の扉を開いてきたという世界。でも今回は相手がいる音楽。伝えたい相手と言葉がある。これがまったくもって違うところ」としており、「ひとりひとりにそれぞれキングとクイーンの椅子があると思う。課せられた運命やまっとうすべきものがあって、何かを貫いた者だけが手に入れることができる椅子があるんだと」「お前の自信が主役なんだ、お前がワン&オンリーなんだってことを言いたい」といった想いも語っている。〔 憧れのギタリストであるブライアン・セッツァーと初の共演を果たした。当初セッツァーはスケジュールの関係でレコーディングには参加できない可能性が濃厚だったとされるが、布袋の「いま俺と一緒に演らなかったら後悔するぞ」という強気の言葉に後押しされて来日が実現したというエピソードがある〔。最終的にはセッツァーが「今度のストレイ・キャッツのアルバムは布袋にプロデュースして欲しい」とオファーをするまでに意気投合した〔結果的にこの話は布袋のスケジュールの関係で実現しなかったものの、セッツァーとは後年『SOUL SESSIONS』や2007年のライブ『HOTEI presents "SUPER SOUL SESSIONS" BRIAN SETZER vs HOTEI vs CHAR』でも競演を果たしている。〕。 現在のところ、オリジナルのスタジオアルバムでは最大のヒットを記録している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「King & Queen」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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